WEEKLY INDEX REVIEW · 2026.09.12
日経急落で守り勝ち。
短期線は割れる。
日経累進高配当株指数を、税引前トータルリターン・移動平均・ 日経平均との相対強弱から毎週点検します。基準日は2026年9月11日です。
今週の判定
週間は累進高配当TRが−1.4%、日経平均TRが−1.6%となり、高配当が0.1ポイント上回りました。 特に9月11日は日経平均TRが−1.9%と急落する一方、累進高配当TRは+0.3%で、防御力が表れました。 1か月・3か月でも5.4ポイント・7.6ポイント上回りますが、年初来と1年ではなお日経平均側が優位です。
期間別パフォーマンス
税引前・配当再投資込み
| 期間 | 累進高配当TR | 日経平均TR | 相対差 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | −1.4% | −1.6% | +0.1pt |
| 1か月 | −0.9% | −6.2% | +5.4pt |
| 3か月 | +4.7% | −2.9% | +7.6pt |
| 年初来 | +13.3% | +24.6% | −11.3pt |
| 1年 | +28.6% | +52.4% | −23.8pt |
1週間は前週金曜日、1か月・3か月・1年は21・63・252営業日前、年初来は年初営業日との比較。
トレンドとリスク
2023年以降の日足
| 指標 | 水準 | 現在値との乖離 |
|---|---|---|
| 25日移動平均 | 123,324.00 | −0.8% |
| 75日移動平均 | 120,789.97 | +1.2% |
| 200日移動平均 | 116,199.33 | +5.2% |

移動平均線は上昇配列
25日 > 75日 > 200日の順方向を保ち、3本とも上向きです。移動平均線同士の新たなクロスはありません。
現在値は25日線を下回る
今週、現在値が25日線を下抜け、52週高値127,233.61(7月29日)から−3.9%。20日ボラティリティは年率11.8%と低水準です。
日経平均TRとの比較
2023年1月4日=100

2023年初からの正規化値は、累進高配当TRが273.0、日経平均TRが266.1。累進高配当が6.9ポイント上回り、 2023年以降の累計では高配当優位を維持しています。
配当再投資効果
価格指数とTR指数を2023年1月4日=100に正規化

この36.5ポイントは指数値の差や配当額ではなく、同じ開始日を100とした後の累積騰落率の差です。
NP相対指数
日経平均TR ÷ 累進高配当TR、2023年初=100
NP上昇は日経平均優位、NP低下は累進高配当優位を示します。今週は−0.1%と小幅低下し、現在値は100、25日線、75日線をすべて下回りました。 1か月は−5.4%、3か月は−7.3%で、短中期の累進高配当優位が続きます。25日線も75日線を下回ったままです。

異なる基準値で設計された指数の単純な指数値同士の倍率には意味が乏しいため、2023年初を100にそろえた日次系列で比較しています。
来週の確認点
- 25日線を回復できるかTR指数122,282に対し25日線は123,324。約0.9%上の短期線を取り戻せるかが、調整一巡の確認点です。
- 75日線が支えになるか75日線は120,790で現在値の約1.2%下。下落が続く場合、中期上昇基調を守る次の支持線になります。
- 日経急落後の相対強弱NPは97.5で25日線99.8を下回ります。日経平均が反発して100を回復するか、高配当の防御力が続くかを確認します。