WEEKLY INDEX REVIEW · 2026.08.29
高配当が一歩先行。
上昇配列を維持。
日経累進高配当株指数を、税引前トータルリターン・移動平均・ 日経平均との相対強弱から毎週点検します。基準日は2026年8月28日です。
今週の判定
週間では累進高配当TRが+1.0%、日経平均TRが+0.6%とともに反発し、高配当が0.3ポイント上回りました。 3か月では高配当が5.5ポイント上回る一方、1か月では10.3ポイント下回っており、期間によって相対強弱が大きく異なります。 年初来では14.0ポイント、1年では24.2ポイント下回るため、長期の主導権はなお日経平均側です。
期間別パフォーマンス
税引前・配当再投資込み
| 期間 | 累進高配当TR | 日経平均TR | 相対差 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | +1.0% | +0.6% | +0.3pt |
| 1か月 | −2.2% | +8.2% | −10.3pt |
| 3か月 | +5.8% | +0.3% | +5.5pt |
| 年初来 | +15.3% | +29.3% | −14.0pt |
| 1年 | +31.6% | +55.8% | −24.2pt |
1週間は前週金曜日、1か月・3か月・1年は21・63・252営業日前、年初来は年初営業日との比較。
トレンドとリスク
2023年以降の日足
| 指標 | 水準 | 現在値との乖離 |
|---|---|---|
| 25日移動平均 | 123,139.18 | +1.1% |
| 75日移動平均 | 119,970.02 | +3.7% |
| 200日移動平均 | 114,963.67 | +8.3% |

上昇配列を維持
現在値 > 25日 > 75日 > 200日の順方向で、3本の移動平均はいずれも上向き。今週も新たなクロスはありません。
値動きは落ち着く
52週高値127,233.61(7月29日)から−2.2%まで回復。20日ボラティリティは年率14.7%へ低下し、25日線までの余裕も1.1%へ広がりました。
日経平均TRとの比較
2023年1月4日=100

2023年初からの正規化値は、累進高配当TRが277.9、日経平均TRが276.1。累進高配当が1.9ポイント上回り、 2023年以降の累計では高配当がわずかに優位です。
配当再投資効果
価格指数とTR指数を2023年1月4日=100に正規化

この37.2ポイントは指数値の差や配当額ではなく、同じ開始日を100とした後の累積騰落率の差です。
NP相対指数
日経平均TR ÷ 累進高配当TR、2023年初=100
NP上昇は日経平均優位、NP低下は累進高配当優位を示します。今週は−0.3%と小幅低下し、現在値は100と75日線を下回りました。 1か月は+10.6%で日経平均優位、3か月は−5.2%で累進高配当優位と時間軸で方向が逆です。25日線は8月4日に75日線を下抜いたままで、現在値は25日線をわずかに上回っています。

異なる基準値で設計された指数の単純な指数値同士の倍率には意味が乏しいため、2023年初を100にそろえた日次系列で比較しています。
来週の確認点
- 25日線から上放れできるかTR指数124,465に対し25日線は123,139。1.1%の余裕を保ち、7月29日の高値へ戻れるか。
- 時間軸のねじれが解けるか1か月は日経平均、3か月は高配当が優位。どちらの流れが9月相場を主導するかを確認。
- NPの100攻防現在値99.3は25日線99.2の直上。100を回復すれば日経平均側、25日線を割れば高配当側への傾斜が強まりやすい。