WEEKLY INDEX REVIEW · 2026.08.22
高配当が守り勝ち。
日経平均は急反落。
日経累進高配当株指数を、税引前トータルリターン・移動平均・ 日経平均との相対強弱から毎週点検します。基準日は2026年8月21日です。
今週の判定
週間では累進高配当TRがほぼ横ばいだった一方、日経平均TRは−3.9%と急反落し、高配当が3.9ポイント上回りました。 1か月でも0.4ポイント、3か月では1.3ポイント上回り、短中期の相対優位が戻っています。 ただし年初来では14.3ポイント、1年では28.8ポイント下回っており、長めの期間ではなお日経平均優位です。
期間別パフォーマンス
税引前・配当再投資込み
| 期間 | 累進高配当TR | 日経平均TR | 相対差 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | 0.0% | −3.9% | +3.9pt |
| 1か月 | +0.3% | −0.1% | +0.4pt |
| 3か月 | +5.7% | +4.3% | +1.3pt |
| 年初来 | +14.2% | +28.4% | −14.3pt |
| 1年 | +34.8% | +63.5% | −28.8pt |
1週間は前週金曜日、1か月・3か月・1年は21・63・252営業日前、年初来は年初営業日との比較。
トレンドとリスク
2023年以降の日足
| 指標 | 水準 | 現在値との乖離 |
|---|---|---|
| 25日移動平均 | 122,780.30 | +0.4% |
| 75日移動平均 | 119,499.18 | +3.2% |
| 200日移動平均 | 114,277.94 | +7.9% |

上昇配列を維持
現在値 > 25日 > 75日 > 200日の順方向で、3本の移動平均はいずれも上向き。今週も新たなクロスはありません。
短期線との距離は縮小
52週高値127,233.61(7月29日)から−3.1%。20日ボラティリティは年率18.4%へ低下しましたが、25日線までの余裕は0.4%です。
日経平均TRとの比較
2023年1月4日=100

2023年初からの正規化値は、累進高配当TRが275.2、日経平均TRが274.3。累進高配当が0.9ポイント上回り、 前週に日経平均へ渡った累計の相対優位を今週取り戻しました。
配当再投資効果
価格指数とTR指数を2023年1月4日=100に正規化

この36.8ポイントは指数値の差や配当額ではなく、同じ開始日を100とした後の累積騰落率の差です。
NP相対指数
日経平均TR ÷ 累進高配当TR、2023年初=100
NP上昇は日経平均優位、NP低下は累進高配当優位を示します。今週は−3.9%と急低下し、現在値は再び100と75日線を下回りました。 1か月−0.4%、3か月−1.2%で短中期は累進高配当優位です。25日線は8月4日に75日線を下抜いたままですが、現在値は25日線を小幅に上回っています。

異なる基準値で設計された指数の単純な指数値同士の倍率には意味が乏しいため、2023年初を100にそろえた日次系列で比較しています。
来週の確認点
- 25日線を守れるかTR指数123,267に対し25日線は122,780。余裕は約0.4%しかなく、短期トレンドの分岐点です。
- 守り勝ちが続くか日経平均急落に対する一週限りの逆行高か、短中期の高配当優位が定着するかを確認。
- NPが100を回復するか100と75日線103.2を下回る間は高配当側が優勢。25日線99.5割れなら相対下落が加速しやすい。