WEEKLY INDEX REVIEW · 2026.08.15

日経平均が急伸。
高配当は上昇も劣後。

日経累進高配当株指数を、税引前トータルリターン・移動平均・ 日経平均との相対強弱から毎週点検します。基準日は2026年8月14日です。

TR指数123,280.688月14日終値
25日線乖離+0.7%上昇基調、短期線付近
52週高値比−3.1%7月29日の高値から調整
20日年率変動率18.8%前週からやや低下
JUDGEMENT

今週の判定

絶対トレンドは堅調。ただし、相対的な主役は日経平均へ。

週間では累進高配当TRも+0.2%と上昇しましたが、日経平均TRは+4.7%と急伸し、4.5ポイント劣後しました。 1か月では累進高配当がなお0.4ポイント上回る一方、3か月では8.5ポイント、年初来では19.5ポイント下回ります。 高配当株が崩れたのではなく、値がさ・成長株主導で日経平均が急速に主役を奪い返した週です。

01

期間別パフォーマンス

税引前・配当再投資込み

期間累進高配当TR日経平均TR相対差
1週間+0.2%+4.7%−4.5pt
1か月+1.9%+1.4%+0.4pt
3か月+3.5%+12.0%−8.5pt
年初来+14.2%+33.7%−19.5pt
1年+38.8%+70.2%−31.4pt

1週間は前週金曜日、1か月・3か月・1年は21・63・252営業日前、年初来は年初営業日との比較。

02

トレンドとリスク

2023年以降の日足

指標水準現在値との乖離
25日移動平均122,379.95+0.7%
75日移動平均118,931.49+3.7%
200日移動平均113,639.74+8.5%
累進高配当トータルリターン指数と25日・75日・200日移動平均線

上昇配列を維持
現在値 > 25日 > 75日 > 200日の順方向で、3本の移動平均はいずれも上向き。今週も新たなクロスはありません。

リスクは小幅改善
52週高値127,233.61(7月29日)から−3.1%。20日ボラティリティは年率18.8%へ低下しましたが、25日線までの余裕は0.7%です。

03

日経平均TRとの比較

2023年1月4日=100

累進高配当TRと日経平均TRの相対パフォーマンス

2023年初からの正規化値は、累進高配当TRが275.3、日経平均TRが285.5。日経平均が累進高配当を10.2ポイント上回り、 今週の急伸で2023年以降の累計でも優位へ転じています。

04

配当再投資効果

価格指数とTR指数を2023年1月4日=100に正規化

累進高配当株指数の価格指数とトータルリターン指数の比較
価格指数238.5累計 +138.5%
税引前TR指数275.3累計 +175.3%
正規化後の差+36.8pt配当再投資を含む成績差

この36.8ポイントは指数値の差や配当額ではなく、同じ開始日を100とした後の累積騰落率の差です。

05

NP相対指数

日経平均TR ÷ 累進高配当TR、2023年初=100

現在値103.725日線 100.2 / 75日線 102.9

NP上昇は日経平均優位、NP低下は累進高配当優位を示します。今週は+4.5%と急上昇し、現在値は100と25日・75日線をすべて上回りました。 3か月でも+8.2%となり、日経平均優位が明確です。ただし25日線は75日線より下にあり、移動平均の並びはまだ完全な順方向ではありません。

週間 +4.5%1か月 −0.4%3か月 +8.2%25日線 100.275日線 102.9
NP相対指数と25日・75日移動平均線

異なる基準値で設計された指数の単純な指数値同士の倍率には意味が乏しいため、2023年初を100にそろえた日次系列で比較しています。

06

来週の確認点

  1. 25日線を守れるかTR指数123,281に対し25日線は122,380。約0.7%の余裕を維持できるか。
  2. 日経平均の急伸が定着するか今週4.5ポイント劣後した動きが一時的な反発か、成長株主導の新局面かを確認。
  3. NPが103台を維持するか75日線102.9を上回り続ければ日経平均優位が強まる。100割れなら高配当側へ揺り戻し。
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2026年8月8日号高配当は横ばい。日経平均が反発。
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