WEEKLY INDEX REVIEW · 2026.08.08

高配当は横ばい。
日経平均が反発。

日経累進高配当株指数を、税引前トータルリターン・移動平均・ 日経平均との相対強弱から毎週点検します。基準日は2026年8月7日です。

TR指数123,005.188月7日終値
25日線乖離+0.8%上昇基調、短期線付近
52週高値比−3.3%7月29日の高値から調整
20日年率変動率19.6%前週より値動きが拡大
JUDGEMENT

今週の判定

中期の累進高配当優位は維持。ただし、今週は日経平均が反発。

週間では累進高配当TRがほぼ横ばいだった一方、日経平均TRは+1.9%となり、2.0ポイント劣後しました。 ただし、1か月では+3.2ポイント、3か月では+1.1ポイント上回っており、中期の高配当優位は維持しています。 年初来と1年では日経平均が大きく上回るため、短中期の高配当優位と長めの成長株優位が併存する局面です。

01

期間別パフォーマンス

税引前・配当再投資込み

期間累進高配当TR日経平均TR相対差
1週間0.0%+1.9%−2.0pt
1か月+1.4%−1.8%+3.2pt
3か月+6.3%+5.2%+1.1pt
年初来+13.9%+27.6%−13.7pt
1年+38.4%+61.0%−22.6pt

1週間・1か月・3か月・1年はそれぞれ5・21・63・252営業日前、年初来は年初営業日との比較。

02

トレンドとリスク

2023年以降の日足

指標水準現在値との乖離
25日移動平均122,073.44+0.8%
75日移動平均118,529.41+3.8%
200日移動平均113,078.17+8.8%
累進高配当トータルリターン指数と25日・75日・200日移動平均線

上昇配列を維持
現在値 > 25日 > 75日 > 200日の順方向で、3本の移動平均はいずれも上向き。指数本体では今週、新たなクロスはありません。

変動率は上昇
52週高値127,233.61(7月29日)から−3.3%。20日ボラティリティは年率19.6%へ上昇し、短期線までの余裕は0.8%です。

03

日経平均TRとの比較

2023年1月4日=100

累進高配当TRと日経平均TRの相対パフォーマンス

2023年初からの正規化値は、累進高配当TRが274.7、日経平均TRが272.6。累計では累進高配当がなお2.1ポイント上回る一方、 年初来と1年では日経平均が優位です。今週は日経平均が差を縮めました。

04

配当再投資効果

価格指数とTR指数を2023年1月4日=100に正規化

累進高配当株指数の価格指数とトータルリターン指数の比較
価格指数238.0累計 +138.0%
税引前TR指数274.7累計 +174.7%
正規化後の差+36.7pt配当再投資を含む成績差

この36.7ポイントは指数値の差や配当額ではなく、同じ開始日を100とした後の累積騰落率の差です。

05

NP相対指数

日経平均TR ÷ 累進高配当TR、2023年初=100

現在値99.325日線 100.6 / 75日線 102.5

NP上昇は日経平均優位、NP低下は累進高配当優位を示します。今週は+2.0%と日経平均側へ戻りましたが、 現在値は25日線と75日線をともに下回り、1か月−3.2%、3か月−1.0%で中期はなお高配当側が優位です。 25日線は8月4日に75日線を下抜きました。

週間 +2.0%1か月 −3.2%3か月 −1.0%25日線 100.675日線 102.5
NP相対指数と25日・75日移動平均線

異なる基準値で設計された指数の単純な指数値同士の倍率には意味が乏しいため、2023年初を100にそろえた日次系列で比較しています。

06

来週の確認点

  1. 25日線を維持できるかTR指数123,005に対し25日線は122,073。約0.8%の余裕を守れるか。
  2. 日経平均の反発が続くか今週2.0ポイント劣後した動きが一時的か、成長株側への再ローテーションかを確認。
  3. NPの100回復NPが100と25日線を上回れば日経平均優位が強まる。再び低下なら高配当優位継続。
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