WEEKLY INDEX REVIEW · 2026.08.01
週間は守り勝ち。
ただし、最終日は逆風。
日経累進高配当株指数を、税引前トータルリターン・移動平均・ 日経平均との相対強弱から毎週点検します。基準日は2026年7月31日です。
今週の判定
週間では両指数とも下落したものの、累進高配当TRは−0.1%にとどまり、日経平均TRを0.3ポイント上回りました。 1か月では相対差が+13.8ポイントと明確な高配当優位です。一方、7月31日単日では累進高配当TRが−1.8%、 日経平均TRが+4.0%となり、成長株側への急な揺り戻しも確認されました。
期間別パフォーマンス
税引前・配当再投資込み
| 期間 | 累進高配当TR | 日経平均TR | 相対差 |
|---|---|---|---|
| 1週間 | −0.1% | −0.4% | +0.3pt |
| 1か月 | +5.1% | −8.7% | +13.8pt |
| 3か月 | +7.2% | +7.5% | −0.3pt |
| 年初来 | +14.0% | +25.2% | −11.2pt |
| 1年 | +42.2% | +64.1% | −21.9pt |
1週間・1か月・3か月・1年はそれぞれ5・21・63・252営業日前、年初来は年初営業日との比較。
トレンドとリスク
2023年以降の日足
| 指標 | 水準 | 現在値との乖離 |
|---|---|---|
| 25日移動平均 | 121,428.16 | +1.3% |
| 75日移動平均 | 118,346.28 | +4.0% |
| 200日移動平均 | 112,477.00 | +9.4% |

上昇配列を維持
現在値 > 25日 > 75日 > 200日の順方向。25日線は6月15日に75日線を上抜いており、今週は新たなクロスなし。
リスクはやや上昇
52週高値127,233.61(7月29日)から−3.3%。20日ボラティリティは年率17.7%へ上昇しました。
日経平均TRとの比較
2023年1月4日=100

2023年初からの正規化値は、累進高配当TRが274.7、日経平均TRが267.4。長期累計では累進高配当が上回る一方、 年初来と1年では日経平均が優位です。短期・中期・長期で相場の主役が異なる状態です。
配当再投資効果
価格指数とTR指数を2023年1月4日=100に正規化

この36.7ポイントは指数値の差や配当額ではなく、同じ開始日を100とした後の累積騰落率の差です。
NP相対指数
日経平均TR ÷ 累進高配当TR、2023年初=100
NP上昇は日経平均優位、NP低下は累進高配当優位を示します。現在値は25日線と75日線をともに下回り、 1か月で−13.1%と高配当側へ大きく傾いています。ただし3か月では+0.3%で、ほぼ拮抗しています。

異なる基準値で設計された指数の単純な指数値同士の倍率には意味が乏しいため、2023年初を100にそろえた日次系列で比較しています。
来週の確認点
- 25日線を維持できるかTR指数123,032に対し25日線は121,428。約1.3%の余裕が残るか。
- 7月31日の反転が続くか日経平均TR急反発・高配当下落という最終日の動きが一日限りかを確認。
- NPの100回復NPが100や移動平均線へ戻れば日経平均優位、高配当なら97前後を維持するか。